普段鍛えていないおじさんが冬にいきなり氷瀑を撮りたいって思い立った撮影に行った失敗談

氷瀑が撮りたい

冬に氷瀑を撮りたいって思い滝に行こうと思い立ちました

いろいろ調べて何度か夏や秋に行って知っている場所なら遭難することはないだろうと車でブンブンブーンって向かいました

車がスタックした時のためにスコップも用意

ちなみに滝までの道は倒木で通れなくなっているとのことで川を上っていけば行けそうとの情報を仕入れ長靴で行きました

駐車場に到着後

道路は除雪車が通っていたようでスタックすることなく駐車場に到着

以前来た時の駐車場ではなく滝まで1kmと書かれていました

1kmかー、最近撮影で川入ってたし1kmくらい大丈夫だろうって安易に続行

ちなみに私はおじさんで体力作りなんて一切していません

私よりも先に撮影に来た人がいて新しい足跡が雪の降り積もった道にできていたので行けるところまで行ってみようと出発

前の人の足跡をなぞり歩きながら50mくらい進んだところで息があがりました

雪が膝くらいまで積もっていて身長が低い私からすると腿上げをしながら進む状態で、しかも長靴です

長靴って歩きにくくて思いの外重いです

普段軽い靴ばっかり履いてると余計に体力が削られます

川を上って行った方が楽かもしれないと思いましたが川に降りられそうな場所がありません

キツイと思いつつも前の人が戻って来ていないので行けるだろうと思い前進

休み休み進みおそらく700mくらい進んだ所で前の人が戻って来てすれ違いました

いくつか言葉を交わし滝まで行けないと知りました

その方は長靴ではなかったので川は行かなかったようですが川は上れそうとのことでした

あと少しだけ頑張ろうって思いつつ来た道を帰るの面倒だなって思い始めています

少し進んで川に下りられそうな所から川に下りました

川を上る

雪道を歩くよりも川を歩いた方が断然楽でした

もちろん深いところは避けながらなので川幅の全部が深いところが出たら帰ろうと思い進みます

長靴の高さギリギリの水位のところを歩くと浸水するので注意が必要です

歩く時って足って斜めになるんですよ

一度浸水すると多少の浸水は気にしなくなるかもしれませんが冬は別でした

足先に貼るホッカイロを仕込んでいたのでそこまで冷たさは感じませんでしたが貼っていない所が翌日軽くしもやけになっていました

あとはズボンが濡れて重くなりますし、気分が最悪です

ちょっと意地になっていたのかもしれません

せっかく来たんだからって行けなくなるところまで行こうって気持ちになっていましたが引き返すことにしました

なぜもっと早く引き返せなかったのか

悔しい気持ちでしたが帰り道は来た道を戻ればいいので気分的に楽です

ただなぜもっと早く引き返せなかったのかって話しです

せっかく来たんだからって気持ちが出るとなかなか引き返せません

そう思って無理をすると遭難したりレスキューが必要になったりするのかもしれせん

帰るの面倒だなって思った時点で引き返した方が良いです

まとめ

大した山に登っていませんし、雪道を1kmくらい歩いたようなもんなので大したことは言えませんが冬山に入るなら装備から考える必要があります

夏は簡単に行けても冬は別物です

かんじきやスノーシューはあった方がいいですし、川を上るのであればウェーダーもあった方がいいです

トレッキングポールも欲しいところです

あとは装備の軽さも気にした方が良いですし、座って休めるように断熱シートがあったらいいかもしれません

足先に貼るホッカイロも重要です

あとは前もって身体作りをちゃんとする必要もあります

目的地に辿り着いて終わりではなく撮影が目的でずっと動き続くわけです

そう考えると山登って撮影をしてる人を尊敬します

最後にせっかく来たんだからって思ったら無理をしていないか、帰る体力があるのか自問して自分を過信しないことも大事だと思いました

引き返す勇気です

翌日からは案の定ふくらはぎが筋肉痛でずっと攣りそうになっていました

氷瀑は撮れませんでしたが冬山は撮れました

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