私が2024年なのにも関わらずNikonのD600を使う理由を話したいと思います

Nikon D600

2012年に発売されたエントリーモデルのフルサイズ一眼レフ機です

12年前です

センサーとローパスフィルターの間にシャッターのダストが入りやすく、翌年には問題が修正されたD610が販売された問題がある機種です

なぜ使うのか

簡単に言うと私が必要な条件に合ったからです

一眼レフでFマウントで2400万画素でフルサイズ機で価格が安いものが良いと思ってD600を中古で購入しました

というか中古しかないんですけどね

たぶん2400万画素で一番安いフルサイズ機なんじゃないかと思います

なんならAPS-C機より安い値段で買える中古のD600ってお得感半端ないです

ダスト問題が大きく影響しているのではないかと思いますが私の場合は仕事で使うわけではないので問題ありません

ゴミが写ればレタッチで消します

あとは定期的に清掃してセンサーやボディ内を綺麗にし、なるべく外で レンズ交換をしないようにもしています

1年くらい使いましたがとれないダストは出ていません

D600の前はミラーレスのAPS-C機を使っていましたがミラーレスのデータを作っている感じとファインダーの見え方が好きになれなかったので光学ファインダーの一眼レフに戻りたかったんです

光学ファインダーに戻ったら戻ったで始めはピントが見えなくていかにフォーカスアシストを多用していたかがわかりました

今でも見えない時はありますがそのピントがずれているのも表現の一つで柔らかく写すこともできるんですよね

ピントって合ってれば気持ちは良いけど必ずしも合っていないといけないもんでもないと思います

別なとこにピントが合っているのは問題主題が変わるので問題ですけどね

画質

他の2400万画素のフルサイズ機と比べたことがないのでわかりませんが最新の機種と比べると暗所性能は悪いと思います

ISO400くらいまでが個人的に使えるラインです

800になるとRAW現像で暗部を持ち上げるとノイズが結構出ます

逆にそれを使って面白くすることもできそうですが今の興味はそこではないのであまり上げないようにしています

カラーノイズがISO200でも結構出ますがノイズリダクションをほんの少しかけるだけで綺麗に消えますが最近はノイズリダクションはほとんどしません

というか少しのノイズでも気にするのって商業写真家や批評家くらいなんじゃないかって思っています

APS-C機と比べてフルサイズ機のメリット

比べると画質は断然フルサイズ機の方が良いです

パワーがある感じがします

ずっとAPS-C機使っていた私が言うのだから間違いないですし、先人達も皆言っているかと思います

APS-C機でも良い写真は撮れますが色の良さやディテール、柔らかさの表現を求めるならフルサイズ機です

逆に硬い表現を求めるならAPS-C機どころかマイクロフォーサーズの方が良い時もあるかと思います

D600を使い始めた時は柔らかくてシャープに写らなくて戸惑いましたし、ピントも微ブレしててフルサイズ機合わないんじゃないかって思いました

レンズをいろいろ試してみて最近ようやく私に合っているんじゃないかってレンズが見つかりそうです

それくらいにレンズ選びがAPS-C機より重要になります

逆にAPS-C機のメリット

フルサイズ機用のレンズをAPS-C機で使うとそのレンズの良いところしか使わないのでカッチリ写って気持ちが良いですし、1.5倍のクロップは場合によってはメリットです

あとはやはりボディが軽くて良いです

最新のだと手ぶれ補正なんかがついてて重くなったりしていますがNikonのZのAPS-C機とか軽くて小さくて良いですよね

手ぶれ補正は余程無謀な設定や夜間に撮影をしなければブレないのでAPS-C機にはなくても良いですがあったら表現の幅が広がるので嬉しいって感じです

センサーサイズが小さい分レンズも小型軽量になりやすく、疲れにくいのもメリットです

フルサイズ機のデメリット

重いの一言に尽きます

D600は760gあるっぽいのでAPS-C機の約1.5倍から2倍はあるんじゃないでしょうか

それだけ疲れますし、レンズも大きくなりがちです

M型leicaが喜ばれている理由って軽くてレンズも小さくて画質が良いってところなんですよね

Leicaは定期的にメンテナンスや修理が必要らしいので田舎住みの私やどこかに送ったりするのが面倒な私やショップに持ち込むのが面倒な私はLeicaのボディは絶対に買いませんし、買える値段ではありません

脱線しましたがフルサイズ機で一眼レフだと私はよく微ブレします

ミラーのショックなのかシャッターのショックなのか拡大してみると微妙に振れていることがよくあります

しっかり構えて撮ってない証拠ですね

精進します

2台目

1台目も全然耐久シャッター数に近づいていないにも関わらず実は2台目も買いました

古い機種なので程度の良い品が無くなる危機感と円安による値段が高くなる前に購入したいと思い入手しました

そしたらまさかの1台目と2台目でミラーの位置が微妙に違うようで1台目では無限遠で後玉が当たっていて使えなかったレンズが2台目では普通に使えていたり微妙な差があるようです

私のようにデッケルマウント(DKL)のXENON 50mm f1.9をD600で使いたいって思っている方の参考になったら幸いです

いないと思いますけど

レンズの後玉の枠を削れば1台目でも使えるんでしょうけど削った傷から錆びていったら嫌なので削りません

2台目を購入するくらいにはD600は気に入っています

まとめ

何よりD600の良さはAPS-C機よりも安くフルサイズ機が使えるという点が一番のメリットです

一眼レフ機ですが画質自体は同じ時代に出たミラーレス機と大差ないと思います

最新のと比べると落ちると思いますけど最新のカメラの1/10の値段で買えてしまいます

ただミラーレス機の方がマウントアダプター使っていろんなオールドレンズを使えるので遊べる幅があって楽しいんですよね

Fマウントだと今のところデッケルマウントとライカのRマウントのレンズを改造パーツ使って改造したのが遊べるくらいです

補正レンズ入りのマウントアダプターを使えば他のマウントもありますが画質が落ちるのが難点です

なのでD600をオススメするかと言ったら微妙です

ソニーのa7m2の方が手ぶれ補正もついててマウントアダプター遊びもできるのでそっちの方が不特定多数の人にオススメできます

ソニーのEマウントは新しいレンズもどんどん出ているので高画質なレンズも多いですからね

NikonのFマウントはほぼほぼ新しいレンズはもう出ません

今回はD600を私が使う理由であってオススメするわけではありませんので悪しからず

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