軸上色収差とかパープルフリンジが出ない方がRAW現像してて気分が良いから新しいレンズを購入

軸上色収差とパープルフリンジ

軸上色収差はピントの前後で色が微妙に変わる手前側が赤で奥側が緑色になることが多いかと思います

パープルフリンジは明暗差の激しいところでピンク色みたいな紫色が出ます

他の収差はコマ収差や非点収差とかありますが私は軸上色収差とパープルフリンジが気になって仕方がありませ

気になり始めると沼る

絞ると解決するとは言うものの出るレンズは出ます

パープルフリンジも同様ですがレンズの開放付近だと滲みを伴うのでレタッチでも消すのが大変です

出ないレンズを使えば良いって話ですがなかなかないんですよね

NikonはFマウント時代の終わりには3Dなんたらかんたらって言って色収差は描写の良し悪しには関係なく、あっても良いよねってスタンスだったのでDタイプやGタイプのレンズってシャープだけど色収差が結構出るので最近の好みではないです

かと言って古い時代のレンズだと写りが古いし、開放付近だと球面収差の影響でぼやぼやしてたりします

と言うか既に古い50mm f2は持っています

ZマウントのZ50mm f1.8Sは軸上色収差は出ないようですがなんか味気ない印象も受けます

レンズを絞ったらいいやん

開放付近で立体感を感じる描写ってのに最近ハマっていまして、Zマウントに移行すれば話は早いんですが私は面倒な人間で光学ファインダーを使った方が今は楽しいので移行はなしです

たぶんZ8とか欲しくなるので金銭的に無理です

そうなるとレンズを吟味するしかないわけです

フォクトレンダーのAPO SKAPER 90mm f2.8とか良さそうなんですけど中望遠よりかはまずは標準域で探したいところです

APOレンズ

アポクロマートレンズという収差を抑えたレンズが存在します

ただFマウントで運用するとなると標準域ではたぶん対応したレンズってないんですよね

あったらXのDMで教えて下さい

APOかはわかりませんがTOKINAのOPERA 50mm f1.4が良さそうな感じはありましたが約1kgあるので無理って思いました

絞るしかない

解決方法って結局レンズを絞って使うしかないんですよね

f4とかf5.6まで絞ると色収差がほぼ気にならなくなるレンズは何本かありますがそうなると今度はサイズ感が気になるわけです

大口径レンズっていらないよねって

ただ今ってf2クラスで軽量コンパクトなレンズってなかなかないんです

SIGMAのLマウントとEマウントではありましたそれでも350gですし、残念ながらFマウントにはくっつきません

というわけで購入

今回購入したレンズはフォクトレンダーのcolor-skopar 50mm f2.8です

1960年代のレンズで3群4枚のtessar構成です

開発者のトロニエさん的にはXenarなんでしょうけども世間的にはtessarです

トロニエさんはXenonも開発しており、Xenonは私のお気に入りレンズです

なので今回は開発者からレンズを選んでみました

開放f値がf2.8ですがどうせ絞るからっていうのとこのレンズは色収差が少ないって点も考慮しました

海外の掲示板だとAPOレンズに近いとのことです

鵜呑みにはしませんが使ってみなければわからないので物は試しです

tessar構成ってちゃんと使ったことないんですが硬く写りがちみたいで心配です

本当はタブルガウス構成が良かったんですがmicro nikkor 55mm f2.8というダブルガウス構成のマクロレンズを既に持っています

開放だと結構パープルフリンジが出ますし、スナップでハーフマクロの性能は今のところ必要ないです

勉強も含めてこの選択肢が色収差が少なくて軽量コンパクトって点を満たしているかと思います

約130gで軽量コンパクトなレンズです

小さいレンズってスナップで存在感を減らせるのでかなり重要です

DKLマウント

ディッケルマウントって呼ぶ人もいますが私はデッケルマウントって呼びます

ギリギリマウントアダプター経由でFマウントに着きます

レンズによってはミラーが干渉するので無限遠で後玉にミラーが当たってしまいます

今回のcolor-skoparがミラーに当たる可能性も0ではないので不安です

実はまだ届いていません

だってさっきポチったばかりですからね

レンズ届いて試写してから記事作れよってお思いでしょう

私ならそう思います

ですがそのうち撮りに行ってさくっとRAW現像して載せていきますので暫しお待ちくださいませ

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